大腸憩室炎と腹膜炎を併発して入院したあの日から、もう8年が経ちました。退院間近、主治医の先生に言われた「憩室炎という病気は再発しやすい病気なので、日々の生活には気をつけてくださいね」という一言。この言葉、今でも鮮明に覚えています。
当時42歳、そして今は50歳。何度もお腹がキリキリと痛む瞬間はありましたが、なんとか再発までは至らずに済んできました。今回は、この8年間で実際にやってきたこと、そして最近わかった新しい不安要素について、包み隠さず書いていこうと思います。
8年間続けてきた再発予防のための生活習慣
正直、特別なことをしているわけではありません。でも「続ける」ことにはかなりこだわってきました。
体を冷やさない工夫(サウナ・腹巻)
体が冷えると腸の動きも鈍くなる気がして、サウナに定期的に通う習慣がつきました。それに加えて、季節を問わずお腹だけは常に腹巻でガード。地味ですが、これが一番効いている感覚があります。
腸活を意識した食事とサプリ
ヨーグルトは毎日欠かさず摂取。加えて腸活サプリも習慣化しています。実際、食物繊維を多く含む豆類や野菜、果物、全粒穀物を意識した食事は、憩室炎発症のリスクを下げると報告されています。一方で赤身の多い肉や甘いお菓子は発症リスクを高める可能性があるともされていて、これは後述する糖質制限にもつながる話です。詳しい記事は→こちら
睡眠・運動・体重管理
自分専用の枕を新調するなど寝具にはお金をかけ、睡眠時間の確保を優先。毎日軽い筋トレも継続中です。実際、肥満や運動不足は憩室炎の危険因子として挙げられており、適度な運動と十分な睡眠を心がけることが勧められています。体重計での定期計測も、体型変化に早く気づくための習慣として続けています。
8年間発症を防げた裏で見つかった新たなリスク
麻酔なしの内視鏡検査を受けて、これまでわかっていたS状結腸の憩室症に加え、上行結腸にも憩室症があることが判明しました。単純計算で発症リスクが2倍になったようなもので、正直かなり危機感を覚えています。加齢による腸壁の衰えも追い風になる年頃ですから、なおさらです。
詳しい記事は→こちら
2026年からの新習慣、糖質制限で再発予防を強化
2026年7月からは、甘いジュース・菓子パン・お菓子をできる限り控える糖質制限を始めました。憩室炎の発症には便秘や腸管内圧の上昇が関わっているとされ、糖質過多の食生活を見直すことは腸への負担軽減にもつながると考えています。まだ始めたばかりですが、この習慣が再発予防の新しい柱になってくれることを信じて続けていくつもりです。
痛みが来たときの、僕の対処手順
こうして予防を重ねていても、それでも左下腹部にあの鈍い痛みが来ることがあります。そんなとき僕がまずやるのは「食事を止める」ことです。痛みが完全に引くまでは、固形物は一切口にしません。水分はごぼう茶か水だけにしています。
それから湯船に5分から10分ほど浸かります。お腹を芯から温めることで、痛みが和らぐ感覚があるからです。加えて、愛用している整腸剤をいつもより多めに追加で飲み、あとはとにかく安静にする。動き回らず、横になって腸への負担を減らすことを最優先にしています。
この「食事を止める→ごぼう茶か水→入浴で温める→整腸剤→安静」という流れが、8年間でできあがった僕なりの対処手順です。
病院に行くか迷ったときの判断基準
軽い痛みなら、この対処手順で1日程度で落ち着くことがほとんどです。ただ、それでも痛みが引かず、むしろ強くなっていく状態が3〜4日続くようなら、迷わず病院を受診するようにしています。「様子見の期間」に明確な線を引いておくことで、我慢しすぎて悪化させるリスクを避けられると感じています。
8年間の食事で変えたこと・変えなかったこと
朝食は、ヨーグルトにバナナ・キウイ・ブルーベリーを入れて、蜂蜜を少し垂らして食べることが多いです。腸活と果物の食物繊維を、無理なく毎日続けられる形にしています。
昼食は特に制限を設けず、食べたいものを食べるようにしています。1日中神経質になりすぎないための、自分なりのバランスの取り方です。
夕食は大豆製品を中心にした献立にしています。納豆、豆腐、キムチ、ブロッコリー、卵、それにまごころ宅配さんのおかずを組み合わせることが多いです。そして夕食では、ごはんなどの炭水化物は極力摂らないようにしています。

朝はしっかり食物繊維、昼は気持ちを緩めて好きなものを、夜は消化に優しい大豆中心・低糖質――この緩急のバランスが、8年間無理なく続けてこられた理由だと思っています。
まとめ
大腸憩室炎・腹膜炎での入院から8年、サウナ・腹巻・ヨーグルト・筋トレ・睡眠・体重管理といった地道な習慣の積み重ねで、なんとか再発を防いできました。それでも痛みが来たときのために、自分なりの対処手順と病院受診の判断基準を持っておくこと、そして日々の食事のメリハリを大切にすること。上行結腸にも憩室症が見つかったことで、油断は禁物だと改めて痛感しています。2026年からの糖質制限も加えながら、これからも「気をつける生活」を淡々と続けていきたいと思います。同じように憩室炎と付き合っている方の参考になれば嬉しいです。
本記事における医学的な内容は、一般に知られている情報や自身で調べた内容を基にした個人の見解であり、特定の研究や診療ガイドラインを正確に引用したものではありません。体調に不安がある場合や、憩室症・憩室炎についてより詳しく知りたい場合は、必ず医療機関や専門医にご相談ください。



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