大腸憩室症と診断されてから約1年。そして大腸憩室炎で入院してから約3年が経過していました。経過観察のため、2回目の大腸内視鏡検査を受けることにしました。今回は胃カメラ(上部内視鏡)との同日受診です。前回は麻酔なしで臨みましたが、今回は事前に麻酔薬を使用。その違いが想像以上に大きかったので、同じように検査を控えている方の参考になればと思い、記録しておきます。


今回の検査概要

  • 検査日:2024年3月14日
  • 検査内容:下部内視鏡(大腸)+上部内視鏡(胃)の同日受診
  • 麻酔:あり(今回初めて使用)
  • クリニック:名古屋むらもと内視鏡クリニック栄院

前回の検査では「とにかく終わらせよう」という気持ちで麻酔なしを選択しました。しかし正直、かなりしんどかった。担当医から「次は麻酔を使いますか?」と聞かれ、今回は迷わずお願いしました。


麻酔ありで受けてみた率直な感想

麻酔薬を飲んでからしばらくすると、ぼんやりとした感覚になりました。意識はありますが、痛みや不快感がかなりマイルドになります。検査中の記憶も曖昧で、気づいたら終わっていた、という感じです。

前回(麻酔なし)との比較

項目 前回(麻酔なし) 今回(麻酔あり)
検査中の痛み かなりつらい ほとんど感じない
精神的な緊張 高い 低い
検査後の疲労感 強い やや残る程度
記憶の鮮明さ はっきり覚えている 断片的

検査後は1〜2時間ほど休んでから帰宅。車の運転は禁止なので、公共交通機関か家族の送迎が必要です。この点だけ事前に準備が必要でした。


大腸内視鏡の結果:大腸憩室症

検査結果レポート

以下が実際の検査結果票です。

[大腸内視鏡の検査結果票の写真]

※ 画像16(右上)に憩室の小さな開口部が確認できます。画像18では腸管が黄色みがかった狭い通路になっており、S状結腸の狭窄の様子が伝わります。大腸の図(右上)には手書きで憩室の位置がマークされています。


診断結果

「上行結腸、S状結腸に憩室を認めます。S状結腸はやや浮腫んでおり狭くなっています」

憩室は2箇所に確認されました。

  • 上行結腸(お腹の右側)
  • S状結腸(左下、直腸に近いエリア)

今回の注目点:S状結腸の浮腫と狭窄

前回と異なるポイントがここです。S状結腸がやや腫れており、内腔が少し狭くなっているとの所見でした。

憩室があるだけなら経過観察で済むケースが多いのですが、浮腫+狭窄という所見は、過去に憩室炎(炎症)が起きていたか、もしくは繰り返しの炎症による痕跡の可能性があります。

そして今回の所見を見て、あることに気づきました。

入院前後から感じていたあの強い腹痛——あれは単なる憩室炎の炎症だけでなく、S状結腸が腫れて内腔が狭くなっていたことも原因だったのかもしれない、と初めて腑に落ちた瞬間でした。

痛みの”正体”がわかると、なんとなく気持ちの整理がつく気がします。

医師からも「引き続き経過を見ていきましょう」という説明を受けました。

次回(3回目)の受診では、主治医に直接聞いてみようと思っています。

「前回より狭窄は改善しましたか?」

経過を数字や言葉で確認することで、自分の腸の状態をより正確に把握したい。そのために検査を続けているのだと、改めて実感しています。


胃カメラの結果:びらん性胃炎

検査結果レポート

[胃カメラの検査結果票の写真]

※ 画像31(右下)には赤い点線で気になる部位がマーキングされており、この箇所から組織検査が行われました。胃の図(右上)にも炎症部位が赤く示されています。


同日に受けた胃カメラでは、びらん性胃炎と診断されました。

目立つ部位から組織検査(生検)も実施。後日の結果では、ピロリ菌は陰性でした。ひとまず胃がんリスクに直結する問題はなく、安心しました。

びらん性胃炎は、胃の粘膜表面が「ただれた」状態です。潰瘍ほど深くはありませんが、放置すると慢性化することも。ストレスや刺激物の摂取が主な原因とされています。


同日受診のメリット・デメリット

メリット

  • 前処置(腸管洗浄)が1回で済む
  • 通院が1日で完結する
  • 胃・大腸を一度に把握できる

デメリット

  • 検査時間が長くなる(身体的な負担は増える)
  • 麻酔使用の場合、終日車の運転不可
  • 精神的・体力的な消耗がやや大きい

仕事の都合などで通院日数を減らしたい方には、同日受診はかなり合理的な選択肢です。平日の休みを取るのが簡単ではない方にとって、1日で完結できるのは大きなメリットです。


まとめ:定期的な内視鏡検査のすすめ

大腸憩室症は、一度できた憩室は消えません。だからこそ、定期的な検査で状態を把握し続けることが重要です。

今回わかったことは、

  1. S状結腸に浮腫・狭窄があり、入院時の腹痛の原因のひとつだった可能性がある
  2. 胃はびらん性胃炎だが、ピロリ菌なしで一安心
  3. 麻酔ありの検査は、前回に比べて格段に楽だった

次回の3回目では、狭窄の改善具合を主治医に確認するのが目標です。検査に対して「怖い」「つらそう」というイメージを持っている方も多いと思いますが、麻酔の選択肢を使えば心身の負担はかなり軽減できます。気になる症状がある方は、ぜひ早めに相談してみてください。


📌 この記事はあくまで個人の体験談です。診断・治療については必ず医師にご相談ください。


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