名古屋・今池エリアには、サウナ好きなら一度は名前を聞いたことがあるであろう2大施設があります。「リラクゼーションスパ アペゼ」と「ウェルビー今池」です。
どちらも今池を代表するサウナ施設として人気ですが、「結局どっちに泊まればいいの?」と迷う方も多いはず。

そこで今回は、サウナー歴6年の筆者が実際に両施設に宿泊した経験をもとに、「価格」「浴場・サウナ」「休憩室」「寝具(カプセル)」「朝食」の5項目で徹底比較してみました。あくまで個人の独断評価ですが、施設選びの参考にしていただければと思います。
比較する2施設について
- ウェルビー今池:サウナ好きの間では知名度も高く、サウナプログラムの豊富さに定評がある施設。男性専用の施設です。
- アペゼ(リラクゼーションスパ アペゼ):落ち着いた雰囲気とコストパフォーマンスの良さが魅力の施設。男性・女性それぞれ専用のフロアがあり、男女どちらも利用できます。
まず大前提として、この2施設には利用できる方に大きな違いがあります。ウェルビー今池は、公式サイトに「当施設は男性専用です」と明記されています。一方のアペゼは男女それぞれに専用の浴場・カプセルルームが用意されているため、女性も宿泊可能です。

女性の方にはかなり重要なポイントです。名古屋エリアは男性専用のサウナ・カプセル施設は数多くある一方で、女性が宿泊できるサウナ・カプセル複合施設は、実はまだ多くありません。その希少な選択肢の一つがアペゼです。「女性が1人でも安心して泊まれるサウナ付き施設を探している」という方にとっては、比較項目うんぬんの前に、そもそも選べる時点でアペゼの価値は非常に大きいと言えます。
この記事は、両施設に宿泊できる筆者(男性)の目線で書いたレビューです。 女性の方はそもそもウェルビー今池を選べないため、女性目線では文句なしにアペゼの勝利になります。以下の比較・採点は「男目線」であることを前提にお読みください。
それでは、項目ごとに見ていきましょう。
価格編:アペゼに軍配
まずは気になる宿泊価格から。
ウェルビー今池
- 平日:5,000円
- 週末(金・土・日・祝):5,500円
- 連休(お盆・お正月など):5,800円 ※朝食込み価格
アペゼ
- 日〜木曜日:素泊まり4,300円/朝食付き4,800円
- 金・土・祝前日:素泊まり4,800円/朝食付き5,300円
- こうして並べてみると、どのパターンでもアペゼの方が数百円安いことが分かります。価格だけを見ればアペゼの勝ちです。
なお、公式の予約システムを確認したところ、アペゼは公式サイトに「【日・月〜木】4,300円(朝食付き4,800円)【金・土・祝前日】4,800円(朝食付き5,300円)」と明記されており、下書きの内容とほぼ一致していました。一方のウェルビー今池は、公式予約サイト上では「5,000円〜」という表記で、宿泊日によって料金が変動する仕組みになっているようです。そのため、平日・週末・連休といった具体的な価格差は、予約時に空室検索でその都度確認するのが確実です。
※価格はあくまで目安です。実際に利用する際は、必ず公式サイトで最新の料金をご確認ください。
浴場・サウナ編:ウェルビー今池に軍配
お風呂の種類の豊富さはほぼ同等でしたが、サウナ室の充実度では今池に軍配が上がりました。
決め手になったのは、1人専用のサウナ室が2室もあること。他の利用者を気にせず「ととのう」時間に集中できるのは大きな魅力です。
水風呂については好みが分かれるポイントです。
- ウェルビー今池:季節によって13〜18℃程度とやや低めの浴槽に加え、冷凍サウナ室も完備。水風呂が得意な方、キリッと冷やしたい方向き
- アペゼ:水風呂が2種類あり、公式サイトによると「水風呂が苦手な方でも入りやすい25℃程度」の浴槽と、「慣れた方向けの14℃程度」の冷水風呂から選べる。両極端な温度が揃っているので、その日の気分や体調に合わせて選べるのが魅力
アウフグース(ロウリュ)とは?初心者向けに簡単解説
ここで、サウナ用語に馴染みのない方のために「アウフグース」を簡単に説明しておきます。アウフグースとは、熱したサウナストーンにアロマ水をかけて蒸気を発生させ、スタッフがタオルを振って熱波を室内全体に送る、いわばサウナの「熱風サービス」のことです。フィンランド発祥の文化で、日本では「ロウリュ」と呼ばれることも多く、実はほぼ同じ意味で使われています。数値上の温度以上に体感温度が一気に上がり、汗が噴き出す独特の爽快感が味わえるので、サウナ初心者の方も一度体験してみる価値があります。
そしてもう一つの決め手がサウナプログラムの豊富さです。調べてみると、実はアペゼも18時・20時・22時の1日3回、男女それぞれの浴場でアウフグースを実施していました。一方のウェルビー今池は16時〜24時まで1時間に1回という高頻度でロウリュ(アウフグース)を開催しており、アウフギーサー(タオルを振る担当スタッフ)には世界大会優勝経験者もいるほど本格的です。頻度・本格度ともに今池に軍配が上がるので、この点も含めて浴場・サウナ部門は個人的に今池を推したいと思います。
休憩室編:アペゼに軍配
休憩室の充実度では、アペゼが一歩リードでした。
休憩スペースが館内の数カ所に分散して設けられているだけでなく、仕事もできるコワーキングスペースまで完備。さらに電話専用の個室が2室もあり、仕事や連絡が必要な出張利用にもぴったりの環境が整っています。
休憩スペースの広さと配置の工夫という点で、この部門はアペゼの勝利です。
寝具・カプセル編:ウェルビー今池に軍配
広さや清潔感そのものは同等でしたが、細かい部分で差がつきました。
まず気になったのが匂いです。アペゼは滞在中、常に「おじさん臭」のようなものが漂っており、空気清浄機も設置されていませんでした。一方の今池は空気清浄機が完備されており、匂いの面では問題を感じませんでした。
寝具についても比較してみると、
- マットの寝心地:今池は「体圧分散マットレス」を使用しており、身体への負担が少なく快適
- 枕の弾力:今池に軍配
- 掛け布団:両者同等
さらに、騒音対策として耳栓が無料で設置されているのも今池のポイントでした(アペゼには設置なし)。総合的に見て、この部門は今池の勝ちです。
朝食編:ウェルビー今池に軍配(僅差)
今回は「朝食込み価格」で比較しているため、両施設とも朝食ありの前提で評価しています。
ウェルビー今池は朝食バイキング(ブッフェ)形式。味は庶民的で美味しく、何度でもおかわりできるのが嬉しいポイント。ただし、つい食べ過ぎてしまう心配もあります。

アペゼは定食スタイルで、数種類のメニューから選べます。ご飯の大盛り・小盛りは最初に選択可能ですが、決められた定食メニューを選んだ場合、スタッフの方に確認したところ「おかわりは不可」とのことでした。先日焼き魚定食をいただきましたが非常に美味しく、もう少し食べたいと感じていたのですが、そのかわりにホットコーヒーを追加注文(別料金180円)。これがまた美味しかったです。

料理自体のクオリティはどちらも高く、正直なところ僅差の勝負でした。しかし「おかわり自由」という満足感の高さから、朝食部門はウェルビー今池の勝ちとしました。
総合評価まとめ
各部門の結果は、以下の通りです(各部門1ポイント)。
| 項目 | 勝者 | ポイント |
|---|---|---|
| 💰 価格 | アペゼ | 1 |
| 🛋️ 休憩室 | アペゼ | 1 |
| ♨️ 浴場・サウナ | ウェルビー今池 | 1 |
| 🍚 朝食 | ウェルビー今池 | 1 |
| 🛏️ 寝具(カプセル) | ウェルビー今池 | 1 |
獲得ポイント合計
| 施設 | 獲得ポイント |
|---|---|
| アペゼ | 2pt |
| ウェルビー今池 | 3pt |
🏆 総合結果:ウェルビー今池が3pt対2ptで優勝
5部門中、アペゼが2部門(価格・休憩室)、ウェルビー今池が3部門(浴場・サウナ、朝食、寝具)を制し、僅差でウェルビー今池が優勝という結果になりました。
ただし繰り返しになりますが、これはあくまで男目線・両施設に宿泊できる立場からの採点です。女性の方の視点で見れば、そもそもウェルビー今池は宿泊対象外なので、この勝負は文句なしにアペゼの勝利です。むしろ「女性でも安心して泊まれるサウナ施設」という希少性を考えれば、比較項目のポイント差など関係なく、選ぶ理由としては十分すぎるほどです。
とはいえ、価格の安さと休憩室の快適さではアペゼも決して負けていません。特にコワーキングスペースがある点は、出張やワーケーション利用を考えている方にとって大きな魅力になるはずです。
おわりに
今回の評価は、あくまでサウナー歴6年の筆者(男性)個人の独断と偏見によるものです。両施設に宿泊できる立場だからこそ成立する比較であることをご理解いただき、女性の方は「アペゼが数少ない選択肢である」という前提でお読みいただければと思います。人によって重視するポイントは異なりますので、ぜひ実際に宿泊して、ご自身の「推し」を見つけてみてください。
名古屋・今池エリアでサウナ施設選びに迷っている方は、この記事を参考にしていただけると嬉しいです。アペゼ、ウェルビー今池、どちらも自信を持っておすすめできる施設です。
なお、ウェルビー今池は男性専用施設のため、女性の方はアペゼをご検討ください。また、記事内の料金・設備情報は執筆時点で各施設の公式サイトを確認して記載していますが、価格やサービス内容は変更される可能性があります。ご予約の際は、必ず最新情報を公式サイトでご確認ください。



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